ニュースの反対側にこそ花が咲く
2023年11月01日
日銀総裁の発表を暗めに伝えて朝から嫌な気持ちになる、でも日経平均は742円高。
そして先ほどTOYOTAの4~9月のグループ決算は過去最高益で情報修正を出すという。
円高の時も悲惨な状況を伝え円安の時も然り。
住宅ローン金利がめちゃくちゃ上がるぞと円安を嫌がる。
管理人は長いこと住宅業界に関わり金利の話題は42年間肌にしみている。
昭和55年に住宅会社で営業マンとしてスタートした。親は高い買い物の手伝いが息子に出来るのか心配で蔭膳を日夜していたと後日聞いた。
比べることを知らない青年は必死に働いた。そのころ住宅購入の大きな手助けは住宅金融公庫というものであった。
一般融資と特別融資そして年金融資それに年金事業団融資それでも足りなければ銀行融資。一番低い金利は住宅金融公庫の一般融資5.5%。
下はその当時のローン情報です。
今の金利が2倍になっても2%ですよね。(大方の人が利用しているのは変動金利です)
1980年当時に比べても相当に低いのです。
それに住宅は個人の購入品の中でも最高額のもの。内需のバロメーターですどこかの国のように政策が破綻するようなことにはならないと管理人は思います。
何でか知らないが朝から晩まで暗くなるような話題を見つけて来て針小棒大に伝えて面白いのかと不思議です。
今日のTOYOTAの情報修正の要因を製品の良さもあるでしょうが円安の効果に絡めて針小棒大に伝えるマスコミはいないのでしょうね。