シロアリの恐怖
2023年10月04日
管理人は住宅にとっての最大の脅威はシロアリだと強く思っている。以前も書いたことがあると思うが対策の一番は保険付の防蟻処理を実施しておくこと。5年おきに更新してお置けば最悪のことは防げるはずだ。自動車で言えば自賠責保険のようなものだ。事故なんて起こしたくて起こす人はまれです。今回はそのことは書きません。
素人でも床下などを覗いてシロアリの存在を知る方法をお知らせします。先ずはシロアリは1年間を通して活動する昆虫です。見た目で分かる事象が羽アリです。春から夏にかけて活動が活発になり巣別れなどをして勢力を拡大していきます。そのときには羽をつけて夜に灯りめがけて飛んで来るのです。近くに巣がありすぐ近くに新たな巣を作る準備だと思って間違いないです。これも今回の書きたいことではないのです。
シロアリはどのように家の柱などに入り込んでくるのか。これを考えれば少し良いのかも知れません。外から家の周辺に飛び降りてきた奴らは一旦地面に潜ります。玄関や勝手口や植木の鉢周り、ウッドデッキの根元など候補地です。
地面の中で体勢を整えてから餌を求めて餌場を目指すのです。素人さんでも気がつくタイミングはこのときです。シロアリはできるだけ外気に触れないようにする必要があるのです。それは外敵がいっぱいいるのです。栄養価の高いシロアリは鳥の格好の餌です。そのために地面から床板や柱まで通路を作るのです。
これが蟻道と言われるものです。これこそが素人でも分かるサインです。床下などに潜って調べなくても強めの懐中電灯で覗き込み基礎の側面に泥の道のような縦筋が見えたらとても怪しい。速攻で専門家に見てもらうべきです。状況によって土壌処理や患部への注入あるいは塗布など方法はあります。秋は食べるための活動が活発な時です。蟻道は見ただけで分かります。
写真のようなものです。