九州新幹線全線開業のあの日

2024年03月12日

九州新幹線全線開業:喜びと感動の瞬間それと・・・

2011年3月11日、東北大震災が発生した翌日の3月12日、九州新幹線は全線開業を迎えた。計画決定から38年、沿線の人々は待ちに待ったこの日に様々な思いを胸に抱いていた。

各地の熱気と期待 前日までは

 

予行練習で高まる興奮

開業前日の3月11日、博多上空をブルーインパルスが飛行する予行練習が行われた。その姿を見た人々は、明日への期待と興奮をさらに高めた。管理人も博多駅に用事があり博多駅前の広場から興奮して見上げた。

 

中央区にある会社に帰り暫くすると女子社員が血相変えて大地震よ。震度がと叫んでいる。そして社長室にあるテレビの前で宮城県や岩手県に押し寄せる津波の映像に圧倒され。人生初めての衝撃に震えた。先ほどまでブルーインパルスの飛行に感動していた気持ちなどは消えてしまった。

 

全国規模での業務でありすべてをシャッフルして九州の自分たちにも大きな影響が来ることは当然だった。

 

九州新幹線全線開業のイベントはすべて中止になり前日まで流れていた沿線に集う人々の歓喜の様子も瞬間的に消えてしまった。その際のJR九州の内部でも大きな混乱があったことでしょう。

 

震災の影と希望の光

東北大震災の直後という状況下での開業は、複雑な心境を抱かせる人も少なくなかった。しかし、多くの人々は新幹線の全線開業を希望の光と捉え、未来への一歩を踏み出す喜びを感じていた。

全線開業がもたらしたもの

九州新幹線の全線開業は、九州各地の活性化に大きく貢献した。また、人々の移動をより便利にし、交流を促進する役割も果たしている。

10年以上の時を経て

2024年現在、九州新幹線は開業から10年以上が経過した。沿線の人々にとって、新幹線はなくてはならない存在となり、九州の風景の一部として定着している。

未来への架け橋

九州新幹線は、過去と未来を繋ぐ架け橋である。これからも多くの人々を運び、九州の未来を照らし続けるだろう。

 

管理人は鹿児島から博多に単身赴任中で全線開業までは八代駅で乗り換えという変則的運航に慣らされていた。しかしこの全線開業はシニアの体にはとても快適で鹿児島市と薩摩川内市を車で移動するかのようであった。

まとめ

九州新幹線全線開業は、様々な思いが交錯する中で実現した。震災の悲しみを乗り越え、未来への希望を乗せて走り始めた新幹線は、九州の新たな時代を象徴する存在となった。次のYouTubeはタイムリーなオンエアは叶わなかったが九州の人々や関わった人たちの思いが込められたものでした。

 

前職当時でホームページ管理もしていたがこのCMを自社のHPで流すために了解をもらった際に担当者が了解などという上からの感覚でなく「よろしくお願いします」と言われたことが今でも脳裏に残っている。

 

それほど3月11日と3月12日は人生の喜怒哀楽の印象深いものであった。