値段 違うね!

2023年09月19日

以前は大型TVの値段は1インチ1万円と言われた時もあった。今は全く違う。

 

例えば50インチでも3万円台から40万円台といっぱいある。今日は休みだったので近所のレンタルビデオ店に入って入り口のTVを見てびっくりした。

 

50インチ4万弱。値段もびっくりだが「テレビ放送は見ることが出来ません」とある。TVチュ-ナー無しだった。でも様々な使い方が出来そうだった。HDMI入力端子は複数あったのでゲーム機につないでも良いでしょうしDVDレコーダーのモニターとしても使えるし楽しそうだった。

 

時計も時間を知るためだけだったら数千円のデジタル式でも月に5秒も狂わないものだってある。でもスーツの袖口からチラッと覗く時計に意味を持たせるためには300万円のものだってある。持つ人がそこにどんな意味を持たせるかで価格も違ってくる。

 

住宅のリフォームや新築時の価格も様々だ。管理人の経験では坪単価40万くらいから100万くらいまでが鹿児島の相場だと思う。時計やTVと違うことが住宅にはあると思うが皆さんはどう思いますか。同じような工事をして値段が4倍も違うこともあるのです。その理由を理解して契約をしないと後悔することが多いのです。

 

一度には書けないので今日は簡単に一つ書きます。

 

契約する相手(会社)は受けた工事を自社(自分)で完結できますか。契約した会社の組織は縦に伸びていませんか。例えば東京に本社があって福岡に支社が有って鹿児島に窓口がある。そして受けた工事を下請け会社に出してそこから孫請けに出す。

 

つまり人が動く場所で利益を取るのが当たり前ですので、東京・福岡・鹿児島・下請け・孫請けと5カ所で関わるのです。10%を利益として各社がもらっても50%を利益として計上。工事原価は50%。

 

工事について詳しい知識があれば発注場所を選んでコストを抑える事は可能です。

 

住宅工事ほど知識が無いと不利益になる業種はないのです。当社ではそのような工事のアドバイスもしています。当然少しのコストも掛かります。でも50%抜かれるよりも5%コストを払う方が良いですよね。

 

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