難所ヶ滝

2024年01月07日

5

1月になると思い出すのがこの風景。福岡県太宰府の北東、宇美町にある知る人ぞ知る氷瀑「難所ヶ滝」です。南の島生まれの管理人はこのような場所は憧れ。しかしながら冬山の登山なんて全くのド素人。でもどうしても見たくて決心して登ることになったのですが無謀な計画でした。念のために登山道具を売っている専門店でもある好日山荘に行った。足回りだけは妥協してはいけませんと言われ管理人にしては高額の靴とアイゼンを購入。それが下の写真です。この難しさは雪道や凍結した場所もしくは泥の柔らかい場所で装着することです。つまり不慣れな状態で体は悴んで指も動かないのでとても難しい。写真の地面は凍結状態の地面です。

2

登りはじめは雪なんてましてや氷瀑なんてあるのか多少不信感も。なんせ登りはじめの山道はこんな状態

1

でも急激に積雪が南国育ちには見たこともないようになってしまう。たった一人での登山だったために怖くなり引き返したくなったほど。しかし目の前に道案内の標識が見えると元気も出てきて継続して登る。

3

途中では雪の深くなった場所などもあり胸くらいまで入り込んでしまう場所も。氷の最大の見せ場は河原谷で724mくらいの標高。何事も無くベテランは1時間くらいでの到着と言われたが管理人は全くの素人。そして怖さ加味で30分増しくらいだった。管理人はいつもそうだが初見でのスポットは最高の状態で待ってもらえるという思い込みがある。そしてこの日もそれまでに見た難所が滝の写真などと比べても負けず劣らずの大迫力の出来に大感動。20mは優に超えるような素晴らしい氷瀑。左側に映り込んだ人の高さと比べて欲しい。

5

4

管理人はきっともういけないだろうが反省として一人では行かない方が良いということ。防寒対策はカネを惜しまずしっかりと備えることです。数年前の1月の末であったが良い思い出です。