みんなGPSって言うが

2024年02月18日

多くの方は普通にGPSという言葉を使いますよね。ナビのついていない車の方が少ない現状では「カーナビ」とGPSはセットで使う言葉かもしれません。

でも実際は日本は独自に「みちびき」と呼ばれる衛星測位システムを開発・運用しており、GPSと併用することで、より高精度な位置情報取得や、災害時の安定的な測位などが可能となっています。この測位システムは飛行機やミサイルなどでも活用しているのですからアメリカのGPSに完全に頼り切るのはとても心配ですよね。

 

みちびきの特徴

4機の準天頂衛星と3機の静止衛星で構成

日本上空に常に4機以上の衛星が見えるため、GPSよりも測位精度が高い

山間部や都市部など、GPS電波が届きにくい場所でも安定した測位が可能

災害発生時に、国土交通省や自衛隊などが優先的に利用できる「センチメートル級測位サービス」を提供。このサービスをイチミルと言うことは無駄な知識をためる管理人は覚えていました。ichimillと記載します。詳細はこちらから

 

みちびきの利用例

カーナビゲーション

スマートフォン

ドローン

建設機械

農業機械

災害時の救助活動

インフラ点検

 

今後の展望

2023年度までに7機体制を構築し、さらに測位精度向上

高精度測位サービスの利用拡大

国際的な衛星測位システムとの連携強化

 

補足

みちびきは、GPSに依存することなく、独自に測位できるシステムを目指して開発されています。

みちびきの利用は無料です。

みちびきを利用するには、対応した受信機が必要です。

 

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