「正直不動産」

2024年01月13日

ドラマで「正直不動産」また始まりましたね。私も前回分も含めてすべて視聴中。

 

ドラマなので仕方ない部分もあるが時々??というシーンもありますね。前回はディーン・フジオカさんも出てマンション営業が有りましたね。ここで正直者の不動産営業の永瀬(山下智久さん)がタワマンのデメリットを説明するシーンがあった。タワマンは面積の割に狭くなって割高感があるというもの。

 

これは説明が必要な部分です。家の面積は一緒じゃないのと思う化も知れません。一戸建てのような家とマンションは根本的に違う部分がある。

 

それはいかに自分の購入した家であってもマンションは他の人も建物のなかに住んでいる。この壁邪魔だと思ってもその壁は他の人の住居スペースにも大きく影響する部分であることが多い。そのためにマンションの場合は自由にできる場所は空間だけなのです。

 

つまり壁などは自分のモノではないのです。だから権利を主張できる面積は壁や柱に無関係な内法(うちのり)の面積なのです。対して戸建ては柱などを含んだ外周壁の中心線で囲まれた壁芯面積が自分のモノなのです。だから部屋の中の柱や壁も自分のものなのです。

 

登記する際は権利面積なので戸建ては壁芯面積、マンションは内法面積なのです。マンション関連で区分所有法と区分所有という言葉が出ますが柱や壁以外の区分された意味があるのです。

 

さて冒頭の永瀬(山下智久さん)が言ったマンションは面積が狭いと言った理由です。

 

混乱する話しですが広告表示の祭はマンションも戸建ても壁芯面積で出すことができます。100㎡の戸建てとマンションがあっても登記する際にはマンションが92㎡戸建ては100㎡くらいになるかも知れません。販売時の営業は区分所有法とはどのような事なのかしっかり説明をしなければならないのです。