嬉しかったこと
2023年11月07日
先様への訪問途中でのこと、空港の端っこで果物を販売しているおじさんがいる。
渋柿目当てで車を停めた。結果は目的のものはなかったがザル盛で甘柿が500円であったのでそれを買うことにした。
支払いのお金を財布から出そうと探したがあいにく250円しかない。
するとお店の店主は「釣銭を切らすなんて申し訳ない。また寄った時にお願いしますこれは持って帰って良いですよ」と初めて会った私にそう言った。「そんな私が来ないかも知れないですよ。だったら隣のミカンも500円でしょうから一緒に買います」という。
すると店主は「申し訳ないです。押し売りしたようですね」ととても丁寧な対応。
そしてここからがびっくりの内容になりますが「柿もミカンもこれはサービスです。少し柔らかいですがどうぞ。それとこれは友達に貰ったものですから気にしないで良いですよ。あっ大根もあったよ」と買うと200円くらいの大根を2本トマトの大きな玉を二個スーパーで買ったら3千円超くらいの量になった。辞退したのですが「お客さんの言葉がうれしかったから私もお返しです」と仰る。1000円では儲けは無いのでしょうけど。
もう次回ここを通るときは絶対に立ち寄ることにしようと固く思った。仕事に関係ないのかも知れないが人は気持ちのやり取りで幸せになるものだと思った今日の出来事でした。