イッパチの反動期待の秋口
2023年09月22日
不動産業界にはイッパチという言葉がある。
引っ越しには正五九月(しょうごくがつ)という言葉もありますね。
まずは引っ越しの方から一月、五月、九月には引っ越しするなというものです。似た言葉で二年越の家造りはダメという言葉も建設業にはありましたね。
まあ庶民の家は数年掛りという規模がないので忙しい時期に気を遣う家づくりはやめた方が良いと理解していました。
「引っ越しの場合も気ぜわしく体力的にも疲れが溜まっているので引っ越しなんてとんでもない」というのでしょうね。
さてイッパチは1月8月ですが不動産はこの月には何をしてもお客様は動かないという開き直りの言葉です。正月で疲れて8月は暑すぎるので大きな買い物なんてできない。という気持ちもわかりますね。春は人事異動や新入学期もあり仕方なく物件は動くのでしょう。
夏は動きたくもないと無理もないですね。でも暑いの寒いのというだけで抑制していいのでしょうかね。例えば物件の購入などの場合すべて現金ならばいいのですが融資を受ける場合その金利の変化はその後のとても長い期間に影響するのです。
今日も日銀の金融政策決定会合のニュースが流れていますね。総裁はもう少し現状の金融緩和を継続するとの意向を発表したのですが何時いかなる変化があるかわからないですよね。
金利なども時期を見る必要がありますね。まあそのような思考も秋の風がそよぐからこそ出てくるのでしょうね。だからこそ9月は八月の反動で動くのかも知れないですね。