震災復興のためには

2024年01月11日

北陸での大震災。古い家だろうが新しい家だろうが家を失った方々は多いでしょう。

 

途方に暮れて体調すら崩す人も多いはずです。激甚災害指定はもちろんのこと気が早いかもしれないが新たに家を建てる際には是非とも考えなければならないことがある。

 

例えば20年前にローンを組んで手に入れた家が無くなったとします。残債もあったとするそれが1000万だとする。自己資金が潤沢にあればいいのでしょうがそんな人ばかりではない。

 

何よりも一般的に75歳完済ですね(80歳もあるが申し込める制限がある)被災者が45歳で購入したとすると65歳になっている。新たに組むとしても返済期間10年ならば低金利融資としても現実的にはとても厳しい。

 

激甚災害地区に限って何らかの対応が必要。例えばこれまでの住宅の広さの60%を限度として残債分を補助金。そして足りない分は承継償還のような形をとってこれまでと同条件で融資する。個人資産に税金を投入できないという原則を振りかざしていたら北陸被災地は生活が立ち行かない方々がいっぱいになって税収も激減し何よりも活力が無くなる。

 

政府は外国に行っては手土産代わりに多額の税金を置いて来ています。国内が疲弊するきっかけになるよりもぶっ飛んだ対策をとれば逆に北陸の復興は早まるはずです。

 

”人読むな読めば涙の応仁の歌”って昔覚えませんでしたか。1467応仁の乱ですね。

 

手を打たなかったために将軍の権威は失墜し戦国時代に突入したことは歴史に多少詳しければ常識ですよね。

 

全国に小京都という場所があるのは荒廃した京都に住めないと判断して全国に散らばって行った少し金持ちの人々が懐かしんで作った小さな京都もどきですよね。

 

能登半島から元気な人が離散して動こうにも動けないような方たちを残すよりも今回の災害を奇禍として経済対策事業につなげていくことを期待します。