再エネ欠点解消か!

2023年07月11日

皆様は揚水発電という言葉をご存じですか。とても簡単に言えば電気を貯める為の発電。電気はビリビリとしますが水の形にして貯めるのです。

 

知っている方には無駄な話しでしょうがダムを連続で造ります。通常は水が下流に流れ下りその際にタービンを回し電気を起こします。水はそのまま流れ下り渇水期などにはもったいないことになるかも知れません。そこでその水を再利用することを考えました。それは水の再利用というよりも電気を貯めることにもなるのです。??ですか。

 

九州電力には原子力発電が佐賀と薩摩川内にあります。昼夜を問わず発電していますが夜だからと言って発電を抑えることは大変です。そこでその電気を使って下に流れた水を上のダムにくみ上げることをしたら昼間に目一杯発電しても水も無駄になりませんよね。

 

それが揚水発電です。原子力発電のことを書きましたがそれだけではなく再生可能エネルギーも一緒です。太陽や風の変化で発電の状態も不安定で高品質の電気にはなりにくいとも言われやすい再エネ由来の電気を調整することにもなるようです。

 

さて今日の本題はここからです。

再エネ由来の電気を揚水ダムではなく蓄電のなかに溜め込んで安定供給しようと考える仕組みがあるようです。まさに再エネ由来の電気の為の仕組みです。一般的な蓄電池ではなく大型のコンテナの中に蓄電を設置しそこに電気を貯めて必要に応じて(特に夜間)売電供給するのです。MEGAソーラだけでなく風力や小規模水力発電やバイオ発電など温室効果ガスを発生させないような小規模の電気をまとめてしまう効果もあります。

耕作放棄地などの活用など環境に配慮した仕組みだとおもいます。