南日本放送局も消える?

2024年01月30日

鹿児島と言えばMBC南日本放送。なんといっても管理人の世代は「城山すずめ」瀬川洋一郎さんと志麻玲子さんのゴールデンコンビ。そして1107kHzと自然に覚えている。

 

種子島で育った管理人は昼間は綺麗に聞こえるのだが夜になると外国の放送と混線して野球好きの父がラジオを抱え込むように時に手で叩きながらまさに音を拾い集めるように聞いていた姿を思い出す。

 

今日移動中に何気なく聴いていたらAMの電波がだんだんとFMに変わっていくことを采野さんが話していた。全国の放送局も同じように変わっていくようだ。

 

時代の変化はこのようなシーンでも容赦なく進行してくるのだと思った。理由はランニングコストが全く違うこととリスナーの層が違ってきたためにクオリティを高めるためには高音質ステレオ放送が必須なのだそうだ。

 

そして大いに納得することがある。就寝前にいけないこととわかっているのにスマホでYouTubeを観ているのです。視力の低下を実感している身として画面よりも音だけ聴いていることが多いのです。そして今では難視聴(ラジオの場合は?)地域に限らずスマホのインターネットでradikoで聴いている人がどんどん増える。

 

AM電波の1107Khzで幅広く雑な音を届けるよりもFMでビルの屋上くらいから市町村レベルくらいで届けて音質も高めていくことがコスパが格段に良いのでしょう。

 

放送業界にかぎらず不動産業も一般商売もリアル店舗を拡充させるためには多額の資金が必要。だがスマホを「どこでもドア」状態にして仮想空間に充実した店舗を提供する方が提供者も購入者もどちらにも得になるはず。

 

ただしその波に乗るためには行政も企業側も頭の中を入れ変えるくらいにしないと「???」の状態になるのだろう。

 

正月に孫たちとマリオカートのゲームをお盆以来にした。小学二年生の小さな孫は寝ころびながらそして兄弟喧嘩しながらも器用にスイスイ走らせている。年寄りの知恵なんてこのようなシーンには全く意味がないのだろうと寂しく感じながらも、孫たちが成人した頃の社会がとても楽しみな気持ちにもなった。MBCのAM波がFMになりますよと聴いた感想でした。